
インプラント手術のあとは、数日のあいだ腫れや痛みが出ることがあります。程度には個人差があり、手術の方法や埋め込む本数、骨を増やす処置の有無などによっても変わります。手術後の数日間は抗生剤などを使って腫れや痛みをやわらげ、当日は激しい運動や長風呂、強いうがいを控えるなど、過ごし方に気をつけることで回復を助けられます。この記事では、八王子市南大沢の南大沢歯科・矯正歯科が、インプラント手術後の腫れ・痛みの目安と、当日からの過ごし方をまとめました。

インプラント手術後の腫れや痛みはいつまで続く?数日がピークになることが多い理由
インプラント手術は外科手術のため、手術後に腫れ・痛み・内出血が出ることがあります。一般的には手術後の数日間がもっとも気になりやすく、その後は少しずつ落ち着いていきます。程度には個人差があります。
手術では、顎の骨に穴を開けてインプラント体を埋め込みます。体が傷を治そうとする反応として、まわりの組織が腫れたり、熱をもったりします。腫れや痛みは、手術の範囲が広いほど出やすい傾向があり、骨を増やす処置(骨造成)を組み合わせた場合などは、通常より長く感じることもあります。
南大沢歯科・矯正歯科では、手術後の数日間は抗生剤などを使い、腫れや痛みをやわらげます。腫れや痛みが日ごとに強くなる、熱が続くといった場合は、我慢せずにご連絡ください。
腫れや痛みを抑えやすい手術の方法はある?切らないインプラントと抜歯即時インプラント
歯ぐきを切開しない「無切開法」や、抜歯と同時に埋め込む「抜歯即時インプラント」は、術後の腫れや痛みを抑えやすいとされる方法です。ただし、骨の状態などの条件があり、どなたでも選べるわけではありません。
- 無切開法(フラップレス術式):サージカルテンプレートを使って歯ぐきを切らずに埋め込むため、出血・腫れ・痛みを抑えやすくなります。ガイデッドサージェリーで行うため別途費用(110,000円・税込)がかかり、骨の状態によっては選べない場合もあります。
- 抜歯即時インプラント:歯を抜いたその日に埋め込む方法で、抜歯後の傷を治す力を手術の傷の回復にも生かせます。骨の量や質の条件が厳しくなります。
- 1回法:手術を1回で終えるため、手術の回数が減るぶん、お体の負担を軽くできます。
それぞれの方法の違いは即日インプラント・切らないインプラントのページでご紹介しています。
手術当日にやってよいことは?冷やし方・お薬・食事・歯みがきのポイント
手術当日は、腫れた部分を冷やしすぎない程度に冷やす、処方されたお薬を指示どおりに飲む、手術した側で噛まない、といったことを心がけましょう。
- 熱をもっているときは軽く冷やす ほほの外側から、濡れタオルなどで冷やします。冷やしすぎはかえって回復を遅らせるので注意しましょう。
- 処方されたお薬は指示どおりに 抗生剤などは、決められた飲み方を守ってください。
- 手術した側で噛まない 食事はやわらかいものを選び、反対側で噛むようにしましょう。
- 手術した部分以外はやさしく歯みがき お口の中を清潔に保つことは大切ですが、手術した部分は歯ブラシを当てないようにしましょう。
- 出血したときはガーゼで止血 手術した部分でガーゼを30分ほど噛んで止血します。
実際の注意事項は、手術の内容に合わせて手術後にご説明します。わからないことがあれば、遠慮なくお問い合わせください。
手術後に避けたいことは?長風呂・飲酒・激しい運動・強いうがい・喫煙
血流が増えて出血や腫れが強くなりやすい長風呂・飲酒・激しい運動、傷口を刺激する強いうがい、治りを遅らせる喫煙は、手術後しばらく控えましょう。
- 湯船につかる・長風呂:手術当日はシャワーだけで済ませましょう。
- 激しい運動・飲酒:血圧が上がると、出血や腫れが強くなりやすくなります。
- 強いうがい:傷口にできた血のかさぶたがはがれると、出血や痛みの原因になります。
- 手術した部分を指や舌で触る:刺激や細菌で、傷の治りが遅れることがあります。
- 喫煙:傷の治りを遅らせます。喫煙はインプラント周囲炎のリスクも高めるとされています。
静脈内鎮静法を併用した場合は、手術当日の行き帰りに、自転車を含めご自身での運転はお控えください。静脈内鎮静法については、コラム「インプラント手術が怖い方へ|静脈内鎮静法とは?」でご紹介しています。
こんなときはすぐに歯科医院へ連絡を:腫れや痛みが強くなる・出血が止まらない
腫れや痛みが日ごとに強くなる、ガーゼで押さえても出血が止まらない、熱が続く、といったときは、早めに手術を受けた歯科医院へ連絡しましょう。
- 数日たっても腫れや痛みが引かない、むしろ強くなっている
- ガーゼを噛んで押さえても、出血が止まらない
- 熱が続く、膿のようなものが出る
- 唇やあごの感覚がおかしい、しびれがある
- 仮歯がぐらつく、外れた
インプラント治療全体の流れと期間はインプラント治療の流れと期間のページでご紹介しています。
手術後の腫れ・痛みの期間、仕事や食事、お風呂、運転についてのよくある質問
Q. インプラント手術のあとは、どのくらい腫れますか?
A. 腫れや痛みが出ることがあり、程度には個人差があります。手術の範囲や、骨を増やす処置の有無によっても変わります。手術後の数日間は抗生剤などを使い、腫れや痛みをやわらげます。
Q. 手術の翌日から仕事はできますか?
A. 手術の内容や腫れの程度によって異なります。手術後数日は腫れや痛みが気になりやすいため、大切な予定がある場合は、手術日を決める際にご相談ください。
Q. 手術当日はお風呂に入れますか?
A. 当日は湯船につからず、シャワーだけで済ませましょう。血流が増えると、出血や腫れが強くなりやすくなります。
Q. 手術後、食事はいつからできますか?
A. お口の状態や手術の方法によって異なります。骨と結びつくのを待つ間は仮歯が入るため、食事ができないという心配はありません。お口の状態によっては、手術当日から食事ができる場合もあります。手術した側では噛まないようにしましょう。
Q. 腫れたときは冷やしたほうがいいですか?
A. 熱をもっているときは、ほほの外側から軽く冷やしましょう。ただし、冷やしすぎはかえって回復を遅らせるので注意が必要です。
手術後の過ごし方は、手術の前にもご説明しますので、不安なことは何でもお聞きください。南大沢歯科・矯正歯科は土日・祝日も休まず診療しており、インプラントのご相談は無料です。ご予約はWEB予約、またはお電話(042-677-8007、年中無休)で承っています。

