根管治療
八王子市南大沢の南大沢歯科・矯正歯科では、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療(歯の根の治療)を行っています。肉眼の約40倍に拡大して根管の中を確認し、細菌の取り残しや再発をできるだけ防ぐ治療をめざします。

このページのポイント
- 八王子市南大沢の南大沢歯科・矯正歯科では、マイクロスコープを使った精密な根管治療を行っています。
- 根管治療は、神経が通っていた管(根管)の細菌を取り除き、消毒して封鎖する治療です。
- 根管治療が不十分だと、歯の根の先に膿がたまる「根尖病変」を起こし、抜歯が必要になることもあります。
- 治療は「状態確認→清掃→殺菌→セメント注入→封鎖→かぶせもの」の6ステップで進めます。
- 他院で抜歯と言われた歯も、根管治療で残せる可能性があります。
Microscope南大沢でマイクロスコープを使った根管治療とは?細い根管を見て確かめる「見える治療」
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で患部を拡大し、細い根管の中を実際に見て確かめながら行う根管治療です。経験や勘だけに頼らず、「見える治療」で処置の精度を高めます。
患部をきちんと治療するためには、その状態を目で見て正しくとらえることが欠かせません。歯の根の中は暗く細いため、肉眼では見えにくい場所です。
当院では、経験や勘だけに頼るのではなく、実際に患部を見て確かめる治療を大切にしています。マイクロスコープの詳しい役割は、このページの後半でご説明します。

Root Canal根管治療とは?重いむし歯で神経を取ったあとの処置が、なぜ再発を防ぐうえで大切なの?
根管治療は、重いむし歯で神経を取り除いたあと、根管の中の細菌を取り除いて消毒し、封鎖する治療です。この精度によって、むし歯の再発リスクが大きく変わります。
根管治療は、むし歯の細菌感染が歯の神経にまで達したときに行います。神経が通っていた管(根管)の中に入り込んだ細菌を取り除き、消毒してから封鎖します。
患者さまにとっては「神経を取るまで」がひと山に感じられるかもしれません。けれど実は、そのあとの根管治療こそが大切な工程です。

かつては歯科用顕微鏡のような設備がなく、見えにくい中で歯科医師の経験や勘に頼って治療が行われてきました。そのため根管治療の精度が十分でなく、根尖性歯周炎(歯の根の先の炎症)や化膿を起こすケースも少なくありませんでした。
根尖病変とは?放置するとどうなる?
根管治療が不十分だったり、むし歯を放置したりすると、細菌が歯の根の先まで広がり、「根尖病変(こんせんびょうへん)」を起こすことがあります。
初期には自覚症状が少なく、歯ぐきが腫れて膿が出たり、噛むと痛んだりして気づくことが多い病気です。歯の根の先に膿がたまってしまうと、最終的に抜歯が必要になることもあります。だからこそ、根管治療は信頼できる歯科医院で受けることが大切です。

- 歯ぐきが腫れて膿が出る
- 噛むと痛む
- 以前に神経の治療をした歯に違和感がある
このような症状がある場合は、早めにご相談ください。
Flow根管治療の流れは?根管の清掃・殺菌・セメント注入・封鎖からかぶせものの装着まで
むし歯の状態を確認したあと、根管の清掃・殺菌・セメントの注入・封鎖を行い、最後にかぶせものを装着して完了です。
- むし歯の状態を確認
むし歯の状態を正しくとらえるため、細菌感染の進み具合を確認します。根管治療は、細菌感染が歯の神経にまで達している場合に行います。
- 根管の清掃
神経を取り除き、神経が通っていた管(根管)を、リーマーという専用の器具でていねいに清掃します。
- 根管の殺菌
清掃した根管に特殊な洗浄液を流し込み、むし歯菌を殺菌します。枝分かれした根管も見落とさないよう、すみずみまで処置します。
- 歯科用セメントの注入
清掃と殺菌が終わったら、歯科用のセメントを流し込みます。セメント自体にも殺菌作用があり、むし歯菌が再び増えるのを抑えます。
- 根管の封鎖
セメントが固まったのを確認し、根管の入り口をふさぎます。これで、むし歯菌が再び感染しにくい状態になります。
- かぶせものの装着
封鎖したあとの歯のくぼみに、銀歯やセラミックなどのかぶせものを装着します。噛み合わせを確認して、治療は完了です。
かぶせものは、保険診療の白いかぶせもの(CAD/CAM冠)や、自由診療のセラミックなどからお選びいただけます。
Preventing Recurrence根管治療の再発を防ぐには?枝分かれした根管に菌を残さず封鎖するためのポイント
再発を防ぐ鍵は、細かく枝分かれした根管の中に菌を残さず封鎖できるかどうかです。当院ではマイクロスコープで根管の中を確認しながら処置する「見える治療」に取り組んでいます。
根管治療には、とても高い精度が求められます。細かく枝分かれした根管を見落とさずに消毒するのは、非常に難しい処置です。
患者さまから見ると、痛みがおさまってかぶせものが入れば治療は終わったように感じられます。しかし実際には、根管の中に菌を残さず封鎖できているかどうかが、再発率を大きく左右します。一説には、根管治療後のむし歯の再発率は50%を超えるともいわれています。

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)でできること
マイクロスコープを使うと、患部を肉眼の約40倍にまで拡大でき、細く入り組んだ根管の中もしっかり確認できます。見えていない場所を確実に消毒・封鎖することはできないため、「見える治療」は再発のリスクを下げることにつながります。
マイクロスコープは高価な医療設備ですが、当院ではこうした設備を整え、患者さまのお口を少しでもよい状態に導けるよう努めています。

重いむし歯でも、精密な根管治療で歯を残せる可能性があります。歯の状態によっては残すことが難しい場合もありますが、あきらめる前に一度ご相談ください。できるだけ抜かないための工夫(一般歯科)
FAQ根管治療が必要になるとき、治療の流れ、マイクロスコープの役割、再発や根尖病変に関するよくある質問
根管治療とはどんな治療ですか?
歯の神経が通っていた管(根管)の中の細菌を取り除き、消毒して封鎖する治療です。むし歯の細菌感染が歯の神経にまで達している場合に行います。
根管治療が必要になるのはどんなときですか?
重いむし歯で細菌感染が神経にまで達しているときや、過去に治療した歯の根の先に炎症(根尖病変)が起きているときなどです。歯ぐきの腫れや膿、噛んだときの痛みがきっかけで見つかることもあります。
根管治療はどんな流れで進みますか?
むし歯の状態確認、根管の清掃、根管の殺菌、歯科用セメントの注入、根管の封鎖、かぶせものの装着の順に進みます。かぶせものを入れて噛み合わせを確認したら完了です。
マイクロスコープを使うと何が違いますか?
患部を肉眼の約40倍に拡大して見られるため、細く入り組んだ根管の中も確認しながら処置できます。見えない場所は確実に消毒・封鎖できないため、見ながら治療することが再発のリスクを下げることにつながります。
根管治療をした歯が再発することはありますか?
あります。根管の中に菌が残ったまま封鎖されると、再び感染して根の先に炎症が起こることがあります。一説には根管治療後の再発率は50%を超えるともいわれており、当院ではマイクロスコープを使った治療で再感染のリスクをできるだけ減らすよう努めています。
根尖病変を放っておくとどうなりますか?
歯の根の先に膿がたまり、最終的に抜歯が必要になることがあります。初期は自覚症状が少ないため、歯ぐきの腫れや噛んだときの痛みに気づいたら早めにご相談ください。
他院で抜歯と言われましたが、歯を残せますか?
精密な根管治療で歯を残せる可能性があります。ただし歯の状態によっては残すことが難しい場合もあるため、検査のうえでご説明します。
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