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口臭の原因と治し方|歯医者でできる検査とセルフケア

コラム 歯周病

口臭の原因の多くは、お口の中にあるといわれています。特に多いのが、歯周病、舌の汚れ(舌苔)、むし歯、唾液の減少です。お口が原因の口臭は、歯科医院での治療やクリーニングと、毎日のセルフケアの見直しで改善が期待できます。この記事では、八王子市南大沢の南大沢歯科・矯正歯科が、口臭の種類と原因、ご自身でできるチェック方法、歯科医院で行う検査・治療、今日からできる対策をまとめました。

口臭にはどんな種類がある?

口臭は大きく、誰にでもある「生理的口臭」、食べ物や嗜好品による「一時的な口臭」、病気が関わる「病的口臭」に分けられます。治療が必要になるのは、主に病的口臭です。

  • 生理的口臭 起きたばかりのとき、空腹のとき、緊張したときなど、唾液が減ったタイミングで強くなる口臭です。誰にでもあり、食事や歯みがきで唾液が出るとやわらぎます。
  • 飲食物・嗜好品による口臭 にんにく・ねぎなどにおいの強い食べ物、お酒、タバコなどによるものです。時間がたてばおさまりますが、喫煙は歯周病のリスクにも関わります。
  • 病的口臭 歯周病やむし歯などお口の病気が原因のものと、鼻やのど、内臓の病気などが関わるものがあります。原因となる病気の治療が必要です。

このほか、実際にはにおいが強くないのに、ご自身で強く気にしてしまうケースもあります。「口臭がある気がする」という不安そのものもご相談いただけます。

口臭の原因は?お口の中に多い5つの原因

お口が原因の口臭は、細菌が食べかすや古くなった粘膜などを分解するときに出るガスによって起こります。細菌が増えやすい場所や状態が、においの元になります。

  1. 歯周病 歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)で歯周病菌が増えると、においが強くなります。歯周病が進むと口臭が強くなり、歯ぐきからの出血も目立つようになります。
  2. 舌の汚れ(舌苔) 舌の表面につく白っぽい汚れで、細菌や食べかす、はがれた粘膜などが集まったものです。口臭の原因として多いといわれています。
  3. むし歯 大きなむし歯の穴には食べかすや細菌がたまりやすく、においの元になります。
  4. 唾液の減少(お口の乾き) 唾液にはお口の中を洗い流す働きがあります。唾液が減ると細菌が増えやすくなり、においが出やすくなります。口呼吸や加齢、ストレス、薬の影響などで唾液が減ることがあります。
  5. 被せ物・入れ歯の汚れ 合わない被せ物のすき間や、手入れが不十分な入れ歯・ブリッジの下に汚れがたまると、においが出ることがあります。

自分の口臭をチェックする方法は?

口臭はご自身では気づきにくいため、デンタルフロスのにおいや舌の色など、「目で見て・においで確かめられる」方法でチェックしてみましょう。

  • デンタルフロスのにおい 歯と歯の間にフロスを通し、においをかいでみます。においが強い場合は、歯と歯の間や歯周ポケットに汚れがたまっているサインです。
  • 舌の色 鏡で舌を見て、表面が白っぽい・黄色っぽい汚れで覆われていないか確認します。
  • 歯ぐきの状態 歯みがきのときに出血する、歯ぐきが赤く腫れているといった場合は、歯周病が始まっている可能性があります。
  • お口のネバつき・乾き 朝起きたときにお口の中がネバネバする、日中もお口が乾きやすい場合は、唾液が減っていることがあります。
  • 身近な人に聞く 言いにくいことですが、ご家族など信頼できる方に確かめてもらうのも一つの方法です。

当てはまる項目がある場合は、お口の中に原因があるかもしれません。セルフチェックはあくまで目安なので、気になる方は歯科医院で確かめてもらいましょう。

歯医者では口臭にどんな検査・治療をする?

歯科医院では、歯周病やむし歯の有無、歯石や舌の汚れ、被せ物の状態などを確認し、原因に合わせて治療とクリーニングを行います。お口以外に原因が疑われる場合は、医科の受診をおすすめすることもあります。

一般的には、次のような流れで進みます。

  1. お口の中の検査 歯周ポケットの深さ、歯ぐきの出血、むし歯、被せ物や入れ歯の状態、舌の汚れなどを確認します。
  2. 原因となる病気の治療 歯周病があれば歯石の除去などの歯周病治療を、むし歯があれば治療を行います。合わない被せ物は作り直しを検討します。
  3. 歯のクリーニング 歯科衛生士が、歯みがきでは落としきれない歯垢・歯石を専用の器具で取り除きます。
  4. セルフケアのアドバイス 歯みがきやデンタルフロス、舌のお手入れの方法をお伝えします。

口臭の原因が歯周病の場合、歯周病の治療が口臭の改善にもつながります。歯周病は初期にはほとんど痛みがなく進むため、口臭をきっかけに歯周病が見つかることもあります。歯周病の症状や治療の流れは、コラム「歯周病のセルフチェック|歯ぐきの出血と治療の流れ」でもご紹介しています。

今日からできる口臭対策は?

歯と歯の間までていねいにみがく、舌をやさしく清掃する、こまめに水分をとって唾液を保つ、の3つが基本です。においを隠すだけの対策より、原因になる汚れを減らすことを意識しましょう。

  • 歯と歯の間のケア 歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは落としきれません。デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
  • 舌のお手入れ 舌専用のブラシなどで、奥から手前へ軽くなでるように清掃します。強くこすると舌を傷つけるため、1日1回程度、やさしく行います。
  • 唾液を保つ こまめに水分をとる、よく噛んで食べる、鼻で呼吸することを意識すると、お口の乾きを防ぎやすくなります。
  • 入れ歯のお手入れ 入れ歯は毎日外して洗い、汚れをためないようにします。
  • 洗口液は補助として 洗口液は一時的にお口をすっきりさせますが、歯垢そのものを取り除くものではありません。歯みがきとあわせて使いましょう。
  • 定期的なクリーニング 歯みがきだけで歯垢や歯石をすべて取り除くのは難しいため、歯科医院での定期的なクリーニングを習慣にしましょう。

南大沢歯科・矯正歯科では、口臭の悩みにどう対応している?

当院では、口臭の原因になりやすい歯周病・むし歯の検査と治療、歯科衛生士によるクリーニング、ご自宅でのケアのアドバイスを組み合わせて対応しています。

  • 歯周病の検査と治療 歯周ポケットの深さを測って進み具合を確認し、軽度ならスケーリング、中等度なら麻酔をしたうえでのルートプレーニングなど、進行度に合わせて治療します。
  • 次亜塩素酸水による洗浄 歯垢・歯石の除去に加えて、殺菌作用のある次亜塩素酸水でお口の中を洗浄する処置を行っています。
  • 位相差顕微鏡による口腔検査 唾液中の細菌の種類と量を顕微鏡で調べ、むし歯や歯周病のなりやすさをお伝えしています。
  • PMTC(歯のクリーニング) 歯科衛生士が専用の器具で歯垢・歯石や着色汚れを取り除きます。口臭が気になりだした方、指摘されたことがある方にもおすすめしています。料金はPMTC(60分)1回11,000円、PMTC(ハーフ)1回6,600円、クイッククリーニング5,500円です(税込・自費診療)。

くわしくは予防歯科・歯周病のページをご覧ください。むし歯のなりやすさをくわしく調べる唾液検査も行っています。

よくある質問

Q. 歯みがきをしているのに口臭がするのはなぜですか?

A. 歯と歯の間や歯周ポケット、舌の表面に汚れが残っている可能性があります。歯周病やむし歯が原因のこともあるため、気になる場合は歯科医院で確認してもらいましょう。

Q. 口臭は歯医者と内科のどちらに行けばいいですか?

A. 口臭の多くはお口の中に原因があるといわれているため、まずは歯科医院での受診をおすすめします。お口に原因が見当たらない場合は、耳鼻科や内科の受診をおすすめすることがあります。

Q. 朝起きたときに口臭が強いのは病気ですか?

A. 寝ている間は唾液が減るため、起きたばかりのときに口臭が強くなるのは誰にでもある生理的なものです。朝食や歯みがきのあとも強いにおいが続く場合は、歯周病などが関わっていることがあります。

Q. 歯周病を治すと口臭はよくなりますか?

A. 口臭の原因が歯周病であれば、治療によって改善が期待できます。ただし、舌の汚れや唾液の減少など、ほかの原因が重なっていることもあるため、あわせてセルフケアを見直すことが大切です。

Q. 洗口液を使えば口臭は治りますか?

A. 洗口液は一時的にお口をすっきりさせますが、歯垢や歯石を取り除くことはできません。原因になっている汚れや病気が残っていると、においはくり返します。歯みがきや歯科医院でのクリーニングとあわせてお使いください。

口臭は人に相談しにくい悩みですが、原因がわかれば対策を立てやすくなります。南大沢歯科・矯正歯科は土日・祝日も休まず診療しています。ご予約はWEB予約、またはお電話(042-677-8007、年中無休)で承っています。

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