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トラブルへの対処

インプラントも歯周病になるってご存知ですか?

インプラント周囲炎の治療

インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎とはインプラント部分に起こる歯周病(歯周病菌感染)です。主に口腔内が不衛生になっていることが原因とされていますが、糖尿病既往のある方、喫煙されている方にもリスクがあります。

インプラント部分は炎症への抵抗力が非常に弱いため、一度感染状態になると骨が溶け始め、重度まで進行してしまった場合、インプラントが自然と取れてしまう最悪の状態になってしまいます。

インプラント周囲炎の予防方法は日頃のメンテナンスと歯科でのしっかりとした状態チェック+メンテナンスが必要です。


インプラント周囲炎の治療方法

当院ではインプラント周囲炎の患者さま専用の治療方法がございます。インプラントにも複数の術式があり、骨を造るGBRや4本〜6本のインプラントで上部構造を装着するオールオンフォーなど様々なケースのインプラント周囲炎によるトラブルが対応可能です。


インプラント専用のスケーラーチップ導入

当院では「スターチップITMシステム」とは、インプラントのメインテナンスをトータルに行うための超音波チタン製スケーラーチップです。インプラント周囲の汚染物質を効率良く除去することで、インプラントの周囲炎の予防、治療に効果的です。インプラントは天然歯と違い、ネジ山状になっている為、専用の機材でインプラント体を傷つけずにプラークの除去を行う必要があります。

炭酸ガスレーザーの使用

炭酸ガスレーザーを患部に当てることで、歯周病菌の殺菌が可能になります。歯茎の腫れや傷の治りを早める効果がありますので、インプラント周囲炎によって炎症が起こった部分に対し、専用のチップでクリーニングし、炭酸ガスレーザーの併用によって殺菌効果を高めていくことでより早く効果的な治療が可能になります。


南大沢歯科医院ではインプラント周囲炎の患者さまを多く受け入れております。他院でインプラント手術をしたけれど、「痛む・違和感がある」等の症状がある方は一度当院までご相談ください。


インプラント治療のトラブル未然防止策

インプラント手術の失敗事例

トラブル未然防止策

インプラント手術で最も多い失敗事例は「感染症」です。これは医療器具などの衛生管理体制が不十分なことによってもたらされるものです。

当院の場合は、専用の個室オペ室を完備しクリーンな環境でオペを実施しています。各医療器具も完全な滅菌処置を施すという体制が十分に確立されていますのでご安心いただけます。

感染症以外で気を付けなければならない失敗事例は、インプラント体を埋入するための穴を深く開けすぎてしまう行為「過度な穿孔(せんこう)」や、顎骨の中に想定以上にインプラント体が埋もれてしまうといった事例「インプラント体の迷入(めいにゅう)」です。このような失敗事例を引き起こさないための当院の対処法をご確認ください。


「過度な穿孔」や「インプラント体の迷入」はなぜ起こる?

オペで「行き過ぎた穿孔」や「インプラント体の迷入」が生じるのは、顎骨の硬さを適切に把握できていないという背景事情があるためです。「骨が想定よりも軟らかかった」といった理由でこのようなトラブルが生まれてしまいます。 このため、オペの事前検査時やオペ実施の際にも顎骨の硬さに配慮し、患者さまのお口環境に合わせた埋入法を選択する必要があります。当院が取っている処置は具体的に次の3つのものです。


オペ前の顎骨の精密検査とタイプ別分類

平面的なレントゲン画像と立体的なCT画像データを組み合わせ、骨量(骨の高さや厚み)と、骨密度(骨質)の2つの観点から顎骨の状態を次のような4タイプに分類しています。

  • クラスⅠ…非常に硬い骨
  • クラスⅡ…少し硬めの骨
  • クラスⅢ…少し軟らかめの骨
  • クラスⅣ…軟らかい骨

このクラス分けにより、オペ担当者側の注意喚起を明確に促すことができます。


各クラスに合わせた最適な器具による穴あけ

事前の精密検査で分類した4タイプに合わせ、次のようなドリルや器具を使い分けます。

  • 非常に硬い骨…ドリル
  • 少し硬めの骨…超音波切削器具
  • 少し柔らかめの骨…オステオトームやボーンエキスパンダー
  • 軟らかい骨…オステオトームやボーンエキスパンダー

このような使い分けにより、穴を開ける際の力加減をコントロールできます。


インプラント体の構造自体で防止

インプラント体には、太さが均等なものと先端に行くほど細くなっているものがあります。後者をテーパータイプと呼んでおり、当院はこちらのものをメインで使用しています。テーパータイプの優れている点は、インプラント体を埋め込んでいく際に、上部の直径が潜り込みすぎのストッパーの役割を果たしてくれるという点にあります。また、ストレートタイプを使用する際にも、インプラント体の頭部スクリューカバーをインプラント体の直径よりも太いものを使用し、「行き過ぎた穿孔」や「迷入」を回避できるように配慮しています。

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